フォークナー 第7号/特集「フォークナーと南部文学」
編日本ウィリアム・フォークナー協会
判型 | A5判 |
ページ | 193ページ |
価格 | 1,600円(税別) |
ISBN | 978-4-7754-0077-7 |
Cコード | |
略号 | |
発売日 | 2005年4月30日 |
Tags
オンライン書店で購入する
- 解説
- 目次
エッセイ
『アブサロム、アブサロム!』の怒りと響き―シェルビー・フットの書評考●ロバート・フィリップス/沖野泰子 訳
"Let's Break Bread"―ヨクナパトーファの食文化雑考●吉田廸子
特別エッセイ
フォークナーと握手●香西理子
特集 フォークナーと南部文学
戦後第三世代の南部文学―近代・〈父〉・『響きと怒り』●後藤和彦
〈テラ〉へのこだわり―フォークナー、ウォレン、スタイロン●中村紘一
南部ゴシックの社会と心理―「白人」が奴隷となる日●ソーントン不破直子
フォークナーと南部文学●並木信明
特別寄稿
バックリン・ムーンと『我が兄ビル』●モーリス・J・オサリバン/高村峰生 訳
ベスト・エッセイ
フォークナーと旅する●ホーテンス・J・スピラーズ/藤平育子 訳
「ヨクナパトーファと貧乏白人文化(クラッカー・カルチャー)―フォークナーの神話的南部における『ケルト的』要素について」●チャールズ・W・マクカリー/松井美穂 訳
『響きと怒り』を超えて―ハードボイルド探偵小説としての『アブサロム、アブサロム!』●諏訪部浩一
フォークナーの共同体像―─『村』における「民衆」の概念とその表象をめぐって●松原陽子
考古学とノスタルジア―─発掘物語としての「火と暖炉」●大野瀬津子
連載
フォークナー〈鷹匠〉文学余聞(第5回)
日本におけるフォークナー―年譜ふうに●大橋健三郎
分載
ウィリアム・フォークナー『響きと怒り』注釈(第2回)●新納卓也
書評
森 有礼/メアリ・A・ナイトン/樋渡真理子/佐々木真理/金澤 哲/小山敏夫/中村久男
新刊から 「常識」の地獄と「常識B」●平石貴樹
新刊コラム 「フォークナー国際シンポジウム2004」報告
- メディアほか関連情報
■ 週刊読書人2005年5月20日号に掲載されました
~今号の特集は、「フォークナーと南部文学」で、後藤和彦「戦後第三世代の南部文学―近代・<父>・『響きと怒り』」、中村紘一「<テラ>へのこだわり―フォークナー、ウォレン、スタイロン」、ソーントン不破直子「南部ゴシックの社会と心理―『白人』が奴隷となる日」、並木信明「フォークナーと南部文学」の四本で構成。エッセイは、ロバート・フィリップス/沖野泰子訳「『アブサロム、アブサロム!』の怒りと響き―シェルビー・フットの書評考」、香西理子「フォークナーと握手」、ホーテンス・J・ピラーズ/藤平育子「フォークナーと旅する」など。~同書評より
- 著者紹介
- 関連書籍
-
-
フォークナー 第4号/特集「フォークナーと女性の表象」
-
フォークナー 第5号/特集「フォークナーと大恐慌(時代)」
-
フォークナー 第6号/特集「フォークナーと短編小説」
-
敗北と文学/アメリカ南部と近代日本
-
HISTORY AND MEMORY IN FAULKNER'S NOVELS
-
フォークナー 第8号/特集「フォークナーと大衆文化」
-
フォークナー 第2号/特集「フォークナーと同時代人たち」
-
フォークナー 第3号/特集「フォークナーとゴシック」
-
フォークナー事典
-
フォークナー 第10号/特集 フォークナーとエスニシティ
-
フォークナー 第11号/特集 フォークナーと映画
-
フォークナー 第12号/特集 ポストモダン・フォークナー
-
フォークナー 第13号/特集 フォークナーとミステリー
-
フォークナー 第14号/特集 フォークナーと身体表象
-
フォークナー 第15号/特集 フォークナーと現代文学
-
フォークナー 第16号/特集 フォークナーとメルヴィル
-
フォークナー 第17号/特集 フォークナーと戦争
-
フォークナー 第18号/特集I フォークナーと家族 特集II フォークナー研究の現在と未来(大橋健三郎先生追悼シンポジウム)
-
フォークナー 第19号/特集 フォークナーと都市
-
フォークナー 第20号
-
フォークナー 第21号
-
フォークナーと日本文学
-
フォークナー 第9号/特集「フォークナー・資料・テクスト」
-