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T・S・エリオット 演劇批評選集

(訳)村田俊一  

T・S・エリオット 演劇批評選集
判型 四六判上製
ページ 320ページ
価格 3,500円(税別)
ISBN 978-4-88198-834-3
Cコード
略号
発売日 1995年1月1日

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解説

『T. S. エリオット文学批評選集』の姉妹編。まだ未編集のエリオットの演劇評論27編を厳選して収録。本書は、エリオットにとって劇の問題とは、詩の問題であり、文化、宗教の問題でもあると紐解ける。彼の全体像を捉える上で貴重な第一次資料。本邦初訳。

目次

凡例
抒情詩における『モルフィ公爵夫人』、そして詩劇
詩劇
詩劇の可能性
登場人物
ベン・ジョンソン
太鼓の響き
バレエ
シェイクスピアとモンテーニュ
大衆向けシェイクスピア
『サヴォナローラ ― 劇詩』、序文
マシンジャー
モアとチューダー朝演劇
マーロウ研究
ベン・ジョンソンの劇
舞台研究
ルーカス氏のウェブスター
オックスフォード版ジョンソン
観客、演出家、劇、詩人
マリー氏のシェイクスピア
詩劇の必要性
詩劇の未来
『モルフィ公爵夫人』
『シェイクスピアと大衆劇の伝統』、序文
詩劇の目的 ― 詩人劇場組合への会長挨拶―
詩劇の目的
宗教劇 ― 中世と近代―
ゴードン・クレイグのソクラテス流の対話
訳者あとがき
索引

メディアほか関連情報
著者紹介
  • 村田俊一

    1944年生まれ。弘前大学名誉教授。専門は英文学。著書に『T. S. エリオットの思索の断面──F. H. ブラッドリーとニコラウス・クザーヌス』『T. S. エリオットのヴィア・メディア──改宗の詩学』(以上、弘前大学出版会)。訳書にロナルド シュハード『T. S. エリオット クラーク講演』(松柏社)など。

関連書籍
  • ゴルディオスの絆/結婚のディスコースとイギリス・ルネサンス演劇

  • ライオンとハムレット/W・B・イェイツ演劇作品の研究

  • 即興文学のつくり方

  • T・S・エリオット 文学批評選集/形而上詩人達からドライデンまで

  • モダンの近似値/スティーヴンズ・大江・アヴァンギャルド

  • T.S.エリオット クラーク講演

  • イギリス王政復古演劇案内

  • 兄弟喧嘩のイギリス・アイルランド演劇

  • 詩について/アンドルー・マーヴェルから

  • ハムレットと海賊/海洋国家イギリスのシェイクスピア

  • 化粧した影/T・S・エリオットの最初の妻 ヴィヴィアンヌ・エリオットの生涯