化粧した影/T・S・エリオットの最初の妻 ヴィヴィアンヌ・エリオットの生涯
(著者)キャロル・シーモア=ジョーンズ (訳者)村田俊一
判型 | A5判 |
ページ | 1024 |
価格 | 9,500円(税別) |
ISBN | 978-4-7754-0263-4 |
Cコード | |
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発売日 | 2021年4月30日 |
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- 解説
最近のエリオット研究は、彼の個人的伝記的な面に関心が高まっている。エリオットの「影」であり続けた最初の妻ヴィヴィアンヌの伝記に見られる日記、ノート、書簡などを通して、学究肌で敬虔な宗教生活を送ったと言われる彼の知られざる世界に踏み込み、「伝記と作品」の関係に一石を投じた問題作の全訳。
- 目次
謝辞
序章
一章 ベリー生まれのボヘミアン
二章 川の乙女
三章 アメリカにおける異邦人
四章 内密の結婚
五章 詩人の花嫁
六章 三人所帯、バーティとヴィヴィアンとトム
七章 苦しんでいる子供
八章 戦時下の浮浪児たち
九章 灌木のしげみのプライアパス
十章 ブルームズベリーの初期
十一章 ポッサムの復讐
十二章 神経衰弱
十三章 『荒地』
十四章 籠の中の狂おしい心
十五章 「ファニー・マーロー」
十六章 欺瞞と欲望
十七章 『クライテリオン』の戦い
十八章 ダンスを続けて
十九章 悲嘆と「狂気」
二十章 幽霊と影
二十一章 別居
二十二章 猫と鼠
二十三章 暗闇へ
二十四章 終章
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