判型 | 四六判上製 |
ページ | 336ページ |
価格 | 2,800円(税別) |
ISBN | 978-4-7754-0001-2 |
Cコード | |
略号 | |
発売日 | 2001年12月1日 |
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- 解説
急速にポストモダンな様相を呈する世界都市に変容していった1980年代のNYで生み出された、小説やヒップホップ、カフェでの詩の朗読活動、ブラック・ムーヴィーが、すさまじい勢いで情報化が進行するNYにどのようにリスポンドしているかを徹底検証。
- 目次
はしがき
序章 グローバリゼーションと情報化のなかの八〇年代ニューヨーク
第Ⅰ部 歴史的な視座から見つめられるニューヨーク──オースターとドン・デリーロ 上岡伸雄
第1章 ポール・オースター『ニューヨーク三部作』──橋、野球、人種
第2章 『ニューヨーク三部作』以後、そして『アンダーワールド』第Ⅱ部 『虚栄の篝火』『アメリカン・サイコ』『ブライトネス・フォールズ』 伊藤 章
第3章 『虚栄の篝火』──グローバル化するニューヨーク
第4章 『アメリカン・サイコ』──都市化と空虚な自己の出現
第5章 『ブライトネス・フォールズ』──バビロンとしてのニューヨーク第Ⅲ部 ヒップホップ・ブラックムービー・都市の声 本城誠二
第6章 ヒップホップという亀裂
第7章 ニューヨークとアメリカ映画のポリティックス 本城誠二
第8章 都市の声──ニューヨリカン・ポエツ・カフェの詩人たち 野坂政司あとがき
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