現代文学と神の死
(著者)チャールズ・I・グリックスバーグ (訳)本田錦一郎 (訳)久野寛之
判型 | A5判上製 |
ページ | 252ページ |
価格 | 3,400円(税別) |
ISBN | 978-4-88198-861-9 |
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発売日 | 1996年10月1日 |
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- 解説
ドストエフスキー、グリーンらの「聖」と「俗」の狭間にさまよう作家たちの存在意義を問いつつ、現代作家カフカ、カミュ、ジョイス、ベケット、ヘミングウェイらの作品を克明に分析する。啓蒙性と革新性を併せもつ出色の批評。
- 目次
第一部 信仰の喪失
第一章 現代文学と神の死
第二章 神と疎外された自我
第三章 エロスと神の死
第二部 神の探求
第四章 キルケゴールとニーチェ
第五章 ドストエフスキーと宗教の問題
第六章 自殺の文学
第七章 小説における聖秘なるもの
第八章 宗教と小説
第九章 小説におけるカトリック教
第十章 無信仰の時代における悲劇の弁証法
第三部 要約
第十一章 結び
原注
訳者あとがき
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