知のポリフォニー/テキストによる人文科学入門
(著者)虎尾達哉 細川道久 三輪伸春 寺邑昭信 石田忠彦 相馬保夫 丹羽謙治 竹岡健一 渡辺芳郎 徳丸亜木 梅内幸信 濱崎孔一廊 (編著)高津 孝 田中邦夫
判型 | A5判 |
ページ | 419ページ |
価格 | 2,800円(税別) |
ISBN | 978-4-7754-0046-3 |
Cコード | |
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発売日 | 2003年9月1日 |
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- 解説
カッシーラー、ソシュール、レヴィ=ストロースほか12人の思想家を扱った人文科学入門書。人文学科の学生のために、コースを越えた共通の教科書として最適の本書は、すでに人文的教養を身につけた読者にも、細部の確認作業などに大変便利。
- 目次
第1部
Ⅰ
ニーチェ●近代による近代の相対化
Ⅱ
フロイト●性愛の精神分析学者
ユング●因果的思考からの脱出
Ⅲ
カッシーラー●シンボル(象徴)と人間的世界
ハイデガー●『存在と時間』あるいはmemento mori
Ⅳ
ソシュール●構造としての言語
レヴィ=ストロース●構造と意味
チョムスキー●認知科学としての生成文法理論
Ⅴ
バルト●作者の死
フーコー●権力と自由
_
イーザー●読書行為の人類学
ブルデュー●趣味判断の社会学的分析
_
ウォーラーステイン●世界システム論
サイード●オリエンタリズム
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デリダ●脱構築の苦悩と哲学の再定位
第2部
Ⅰ
本居宣長●「もののあはれ」論のゆくえ
柳田國男●日本人の固有信仰の探求
Ⅱ
福沢諭吉●学問の勧め
津田左右吉●近代日本古代史学の雄峰
小林秀雄●文学批評の成立「歴史について」
第3部
文献検索とフィールドワーク- メディアほか関連情報
- 著者紹介