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Chaucerの曖昧性の構造

(著者)中尾佳行  

Chaucerの曖昧性の構造
判型 A5判上製
ページ 451ページ
価格 4,000円(税別)
ISBN 978-4-7754-0054-8
略号
発売日 2004年4月1日

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解説

チョーサーの作品 Troilus and Criseyde を材料にして、その作品における「曖昧」の仕組みを解明することを目的としている。二重プリズム構造を設定し、一見卑近な言い回しが読者のプリズムを通して多様に屈折するプロセスを叙述した逸書。

目次

まえがき
1. 序論
2. 先行研究と課題
3. 本論の視点と方法
4. テクスト領域の曖昧性:メタテクスト
5. テクスト領域の曖昧性:間テクスト性
6. テクスト領域の曖昧性:テクスト構造
7. テクスト領域の曖昧性:話法
8. テクスト領域の曖昧性:談話構造
9. テクスト領域の曖昧性:発話意図
10. 対人関係領域の曖昧性:法性
11. 言語表現領域の曖昧性:統語法
12. 言語表現領域の曖昧性:語
13. 言語表現領域の曖昧性:声(音)
14. 結語
Appendix A: Criseydeの流動性を表す語
Appendix B: 流動性を表す語の作品別比較

参考文献
あとがき
事項索引
人名索引

掲載情報

■ 英語年鑑2005年版に掲載されました

~中尾佳行『Chaucerの曖昧性の構造』(松柏社、2004)は文体論を正面から扱った書物ではないが、とくに言語表現の曖昧性に関する章をはじめとして、随所に著者の文体への鋭い感性を読み取ることができる。著者はテクスト構造、間テクスト性、メタテクスト、話法、談話構造、発話の意図、法性など意味論・語用論の知見に基づく多角的な観点から Troilus and Criseyde の言語を詳細に論述する。言語の内在的な本質でもある曖昧性の生起過程に目を向けることにより、Chaucerの代表作に潜む文体特徴の一端が明らかにされてゆく。~同書 豊田昌倫 氏「文体論の研究」より

著者紹介
  • 中尾佳行

    1950年、広島県生まれ。広島大学名誉教授。福山大学教授。広島大学教育学部中学校教員養成課程外国語科卒業。オックスフォード大学留学。広島大学大学院文学研究科英語学・英文学専攻博士課程後期単位取得満期退学。専門は英語学(英語史、中世英語英文学)。著書に『チョーサーの言語と認知──「トパス卿の話」の言語とスキーマの多次元的構造』(渓水社)、『中世ヨーロッパの祝宴』(共著、溪水社)、『Chaucerの曖昧性の構造』(松柏社)など。

関連書籍
  • 新えいご・エイゴ・英語学

  • 認知意味論の諸相/身体性と空間の認識

  • シェイクスピアの文法と語彙/英語史で読むシェイクスピア

  • 「語り」の記号論<増補版>/日英比較物語文分析

  • チョーサーの英語/発音と形態

  • 使役動詞のアナトミー/語彙的使役動詞の語彙概念構造

  • 英語学セミナー/思考鍛練のための言葉学

  • 多文化世界の意味論

  • 英語動詞の分類と分析/意味論・語用論によるアプローチ