シェイクスピアの文法と語彙/英語史で読むシェイクスピア
(著者)三輪伸春
判型 | A5判 |
ページ | 434ページ |
価格 | 3,800円(税別) |
ISBN | 978-4-7754-0090-6 |
Cコード | |
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発売日 | 2005年9月1日 |
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- 解説
ゲルマン語であった英語が、近代・現代英語へと変容する際にシェイクスピアが果たした役割の大きさを具体的に明らかにする。英語史全体を視野に入れた、シェイクスピア英語の形態、シンタックス、意味、語彙に関する、わかりやすいテーマ別研究の論集。
- 目次
第1部 文法
第1章 動名詞――名詞から動詞へ
第2章 不定詞――「態」の区別の誕生
第3章 進行形――どの程度発達していたのか
第4章 関係代名詞whoとwhich――シェイクスピアとポープ
第5章 命令文のthee――theeの正体
第6章 中性所有代名詞its――ベン・ジョンソンのThe English Grammar
第7章 中性所有代名詞itsの変遷――エリザベス女王訳『哲学の慰め』にみる
第8章 一致(呼応)の問題
第2部 語彙
第9章 シェイクスピアのcatchedとcaught――違いはあるのか
第10章 色彩語greyの意味領域――構造的意味論への試み
第11章 carryの意味、用法――基本語彙の意味、用法研究の方法
第12章 品詞転換(機能転換)
第13章 強意語――その特質
第14章 goとwalkの意味変化――基本語彙の意味変化研究の視点
第15章 キャクストンの同義語反復構文- メディアほか関連情報
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