図書出版松柏社

チョーサーの英語/発音と形態

解説

チョーサーの発音と形態を本格的に論じた労作。先行の文献にも周到な注意を払い、信頼できる文法記述を与える。チョーサー文学を鑑賞するために必要な発音と文法事項の解説書としても便利。不規則変化動詞の一覧表、詳細な語索引、主題別索引も完備。

目次

はしがき
チョーサーの作品の略語表
序論
第1部音韻論
1．序章
2．短母音
3．長母音
4．二重母音
5．発音の規則
6．子音
第2部　形態論
7．　序章
8．　接頭辞
9．　派生接尾辞
10．　屈折
注
付録　不規則変化動詞のアルファべット順一覧
参考文献抄
訳者あとがき
事項索引
語索引

メディアほか関連情報

著者紹介

佐藤哲三
三輪伸春

1946年、岐阜県瑞浪市生まれ。鹿児島大学名誉教授。専門は言語史論、英語史。著書に『新たな英語史研究をめざして──詩学と記号論を視点に』〈開拓社言語・文化選書〉、『ソシュールとサピアの言語思想──現代言語学を理解するために』〈開拓社言語・文化選書〉など。
小城義也
田中俊也
濱崎孔一廊

鹿児島大学法文教育学域教育学系教育学部学校教育教員養成課程（英語教育）教授。名古屋大学修士（文学）。専門は英語史、理論言語学、機能範疇、英文法。訳書にアーサー・O・サンヴェッド『チョーサーの英語──発音と形態』（共訳、松柏社）、G・L・ブルック『シェイクスピアの英語』（共訳、松柏社）。