英語の辞書史と語彙史/方法論的考察
(著者)三輪伸春
判型 | A5版 |
ページ | 251ページ |
価格 | 2,800円(税別) |
ISBN | 978-4-7754-0172-9 |
Cコード | |
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発売日 | 2011年3月1日 |
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- 解説
英語という言語の歴史的特徴を辞書と語彙という視点から考察した本書は、第1部では英語の辞書の経緯を古期英語の辞書からOEDまで辿り、第2部の語彙史・意味変化の研究では英語史全体を視野に入れ、方法論を意識しつつ考察した。あらかじめある程度の方法論・視点を設定し、できるだけ変化の原因を求めるという筆者の姿勢が一貫されている英語史のフィロロジカルな研究書。
- 目次
目次
第1部 近代英語辞書の発達
第1章 英語辞書の誕生まで
第2章 語学学習書のグロッサリーから辞書へ
第3章 難解語辞書の発達
第4章 語源中心辞書の発達
第5章 ジョンソン 近代英語辞書の頂点
第6章 発音中心の辞典
第7章 コードリ(R. Cawdrey, A Table Alphabeticall,1604)再考
第8章 近代英語辞書におけるギリシア借用語
第2部 英語の語彙史 シェイクスピアを中心に
第9章 シェイクスピアのhendiadys(「二詞一意」)
第10章 シェイクスピアにみる外来語定着の1類型 abhominable からabominableへ
第11章 形容詞の多義性と文法化
あとがき
参考文献
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