「語り」の記号論<増補版>/日英比較物語文分析
(著者)山岡 實
判型 | A5判 |
ページ | 248ページ |
価格 | 2,500円(税別) |
ISBN | 978-4-7754-0091-3 |
Cコード | |
略号 | |
発売日 | 2006年1月1日 |
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- 解説
物語論、文体論、語用論、談話分析、記号論等の諸学問分野が交差する学際的な研究から生まれた逸書。物語文の「語り」の様式と語り手の「語り」の特徴に着目して、日英語の物語文分析の諸問題(人称代名詞・時制や翻訳上の問題等)を解決する。
- 目次
第1章 物語理論における「視点」再考
第2章 「時制」と「人称」の記号論
第3章 英語の物語文の伝達様式と分布状態
第4章 日本語の物語文の伝達様式
第5章 日英語の物語文の伝達様式比較
第6章 日英語の物語における登場人物の客体化の差異について
第7章 日本語の物語文の分析批判
第8章 物語における「タ」形と「ル」形の翻訳可能性について
第9章 『雪国』の冒頭文の日本語らしさをめぐって- メディアほか関連情報
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