『東京物語』と日本人
(著者)小野俊太郎
| 判型 | 四六判 |
| ページ | 321ページ |
| 価格 | 2,200円(税別) |
| ISBN | 978-4-7754-0221-4 |
| Cコード | |
| 略号 | |
| 発売日 | 2015年11月20日 |
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- 解説
「わたくし、ズルいんです。」終盤の紀子の告解は、何を意味するのか? 世界の名監督たちが断トツでオールタイム・ベストに選んだ小津安二郎の『東京物語』。しかし、果たしてどれほどの日本人がこの作品を観て、また理解し得ているのか……映画『東京物語』論の展開とともに、戦後の「家族」、そして「日本」を読み解いた刺激的な日本人論。
- 目次
はじめに 世界が認めたから偉いのか
第一章 尾道から上京する人々
第二章 東京で待つ人々
第三章 戦争の記憶と忘却
第四章 紀子はどこの墓に入るのか
第五章 『東京物語』の影の下で
おわりに 外に開くものとして
あとがき
主要参考文献- メディアほか関連情報
■『週刊読書人』2016年1月29日号に作家・千葉伸夫氏による書評が掲載されました
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