デジタル人文学/検索から思索へとむかうために
(著者)小野俊太郎
判型 | 四六判 |
ページ | 304ページ |
価格 | 2,200円(税別) |
ISBN | 978-4-7754-0197-2 |
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発売日 | 2013年6月20日 |
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- 解説
これからは検索から思索へ!
デジタル化が進む中で人文学のあり方が大きく変化している。現状分析とその対応を軸に議論を進めた。今後の日本を考えるなら、若い世代のスマホを中心とした検索に依存する思考を、新たな創造をめざす思索へと転換する必要がある。デジタル技術の利便性を、新しい思索へと結びつけることを試みた画期的な一冊。- 目次
はじめに 検索から思索へ
第1部 デジタル人文学とは何か
第1章 アーカイブからビッグデータへ
第2章 双方向と集団の想像力
第3章 DHからデジタル人文学へ
第2部 デジタル人文学の前提
第4章 対話をするための共通の知
第5章 ディベートができない
第6章 リサーチアシスタントが使えない
第7章 スピーチライターを生みだせない
第3部 デジタル人文学時代の読み
第8章 日本が9・11を内部化する
第9章 『奥の細道』を旅する
おわりに 記憶と記録の新しい関係- メディアほか関連情報
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