【品切れ中】英米小説でレポート・卒論ライティング術
(著者)小野俊太郎
判型 | 四六判 |
ページ | 214ページ |
価格 | 1,800円(税別) |
ISBN | 978-4-7754-0196-5 |
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発売日 | 2013年6月20日 |
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- 解説
文学・文化学科系学生の英米小説を題材としたレポート・卒論執筆に役立つことを目的に、19世紀~現代の英米小説、児童文学4作品を取り上げ、「目のつけどころ」と「論文の書き方」をわかりやすく解説した待望の一冊。
- 目次
第1部 小説のどこに目をつけるのか
第1章 人物関係をとらえよう
1-1 主人公は誰なのか
1-2 敵役・脇役・通りすがりの人
1-3 語り手という透明人間
第2章 名場面を探しだそう
2-1 名場面の条件
2-2 出会いから別れまでの名場面
2-3 名場面以外は何をしているのか
第3章 言葉のたくみさを味わう
3-1 冒頭の仕掛けを読む
3-2 背景や状況を楽しもう
3-3 不在のものを感じとる
第4章 つながりを見つけよう
4-1 作者の人生とのつながり
4-2 社会とのつながり
4-3 時代とのつながり
第2部 小説のレポートや卒論の書き方
第5章 読み方を変化させてメモを取る──『穴』
5-1 3 段階の読みを意識する
5-2 速読はあらすじを求めて
5-3 精読は納得しながら
5-4 深読みは疑いをはさみながら
コラム ピトキン教授による読書のときの注意点
第6章 議論するテーマを決める──『眺めのいい部屋』
6-1 テーマの入り口を探す
6-2 人物関係から探す
6-3 旅や移動から探す
6-4 語句のイメージから探す
第7章 背景や関連する情報を調べる──『オリヴァー・ツイスト』
7-1 社会のなかで生きる
7-2 人々の対立と憎悪の源
7-3 救いのためのパターン
第8章 実際に議論を展開する──『草の竪琴』
8-1 子ども時代との決別
8-2 描かれたアメリカ南部の社会
8-3 小説の劇化と映画化
おわりに 文章にするときの3ヵ条の注意
参考文献と有用なサイト
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