松柏社

松柏社

図書出版の松柏社

ようこそゲストさん

孤独のキネマ/厳選108本+α

(著者)森田健司  

孤独のキネマ/厳選108本+α
判型 四六判
ページ 264
価格 1,600円(税別)
ISBN 978-4-7754-0273-3
Cコード
略号
発売日 2021年1月25日

当サイトより注文希望の方はログインをお願いします

オンライン書店で購入する

  • Amazonで購入
  • 楽天で購入
  • セブンネットで購入
  • 紀伊國屋で購入
  • e-honで購入
  • hontoで購入
解説

『日刊ゲンダイ』好評連載「孤独のキネマ」シリーズ、待望の単行本化。スクリーンは観逃したが、ちょっと気になるアノ作品の見所・勘所を簡潔に切れ味鋭く解き明かす。『日刊ゲンダイ』記者による異色の映画評論。殊の外オモシロイ映画裏話。

目次

まえがき

 

➤あの事件の真相は

「大統領の陰謀」「JFK」「ラストエンペラー」「ワルキューレ」「アルジェの戦い」「ミシシッピー・バーニング」「ミュンヘン」「終戦のエンペラー」「黄金のアデーレ」「大統領の理髪師」「海と毒薬」「帝銀事件 死刑囚」「ヨコハマメリー」「竜馬暗殺」「小林多喜二」「日本の黒い夏 冤[enzai]罪」「流転の王妃」「曽我兄弟 富士の夜襲」

◉その他の名作

➤男と女、哀しき情念

「かくも長き不在」「男と女」「駅 STATION」「HANA -BI」「雨月物語」「雨あがる」「嵐が丘」「赤線地帯」「あなたへ」「羅生門」「砂の女」「雁の寺」「女が階段を上る時」「山桜」「近松物語」「男はつらいよ 寅次郎恋歌」「水のないプール」「眉山」「洲崎パラダイス 赤信号」

◉その他の名作

➤バイオレンス&スペクタクル

「地獄の黙示録」「ランボー」「ゴッドファーザー」「ポセイドン・アドベンチャー」「駅馬車」「ユージュアル・サスペクツ」「羊たちの沈黙」「エグゼクティブデシジョン」「シェーン」「七人の侍」「仁義なき戦い」「八甲田山」「アウトレイジ」「野獣死すべし」「やくざ戦争 日本の首領」

◉その他の名作

➤世の中は不条理だ

「カッコーの巣の上で」「アラバマ物語」「追憶」「I am Sam アイ・アム・サム」「1984」「切腹」「わが青春に悔なし」「誰も知らない」「必死剣 鳥刺し」「それでもボクはやってない」「金環蝕」「血槍富士」「あん」「未完の対局」「少年H」

◉その他の名作

➤青春のほろ苦さ

「ロッキー」「卒業」「ニュー・シネマ・パラダイス」「イージー・ライダー」「草原の輝き」「おもいでの夏」「ラスト・ショー」「スミス都へ行く」「椿三十郎」「阪急電車 片道15分の奇跡」「人情紙風船」「映画女優」「しあわせのかおり」「一粒の麦」

◉その他の名作

➤人間、この愚かな生き物

 「タクシードライバー」「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」「フィールド・オブ・ドリームス」「暗殺の森」「未知への飛行」「ミツバチのささやき」「ロード・オブ・ウォー」「JSA」「母なる証明」「武士道残酷物語」「おくりびと」「笛吹川」「地獄変」「しとやかな獣」

◉その他の名作

➤戦争の悲劇

「プラトーン」「ハーツ・アンド・マインズ ベトナム戦争の真実」「ミッドウェイ」「戦場のメリークリスマス」「東京裁判」「戦争と人間 第一部」「トラトラトラ」「陸軍中野学校」「人間の条件」「聯合艦隊司令長官 山本五十六―太平洋戦争70年目の真実―」「蟻の兵隊」「母べえ」「世界大戦争」

◉その他の名作

 

あとがき

 

メディアほか関連情報

■『日刊ゲンダイ』2021年1月26日の「週間読書日記」で取り上げられました

これが実に便利で面白い。例えば敗戦の9年後に公開された「七人の侍」を、〈当時の観客は「あの戦争で勘兵衛みたいな指導者がいてくれたら」と思っただろう〉などと、歴史に重ねた解説を読むと、既に観た映画でももう一度見たいと思ってしまう。──奥野修司(ノンフィクション作家)

『日刊ゲンダイDIGITAL』で読めます:https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/book/284308

 

■『週刊新潮』2021年2月4日号に書評が掲載されました

18年の流行語大賞にノミネートされた「奈良判定」。アマチュアボクシング界に君臨した山根明氏をめぐる一連の騒動に、著者は『ロッキー』をあらためて観ることを思いつき、その色褪せない素晴らしさとともに、製作から40年以上経過していることに言及します。(中略)コロナ禍でなかなか映画館に足が向きませんが、本書はその憂さ晴らしにうってつけです。──立川談四楼(落語家)

 

著者紹介
  • 森田健司

    1958年、大分県生まれ。法政大学経済学部卒業。編集プロダクション、出版社を経て、91年から夕刊紙『日刊ゲンダイ』に記者として勤務。映画コラム「観ずに死ねるか」「孤独の映画」「孤独のキネマ」で旧作を中心に洋画・邦画の紹介記事を執筆。HPは「モリケンの『孤独のキネマ』」(https://kodokunokinema.com)。

関連書籍
  • 【品切れ中】映画でわかるアメリカ文化入門

  • 映画でわかるイギリス文化入門

  • JFK未完の人生 1917-1963

  • 『東京物語』と日本人

  • 映画が描くアメリカの「病」/その根源と流れを探る