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激動の戦後物語

(著者)吉田菊次郎  

激動の戦後物語
判型 四六判
ページ 192ページ
価格 本体1,500円+税
ISBN 978-4-7754-0300-6
Cコード 0095
略号
発売日 2024年5月20日

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解説

フランス菓子「ブールミッシュ」を全国規模に育て上げた著者による、戦前・戦中・戦後の激動期の社会点描第一弾


名店「ブールミッシュ」の菓子職人にして企業経営者であり、俳人・南舟子でもある著者が見た戦前〜戦後の国と街と人の姿……そして一話毎に詠まれる句は、読む者の心に深く沁みる。

目次

第1部 戦前“玉音放送まで”
(1940~43年・昭和15~18年「京大俳句事件と言論統制」;1940年・昭和15年「祝・皇紀二千六百年」 ほか)

第2部 終戦“焼土から復興へ”
(1945年・昭和20年「8・15終戦」;1945年・昭和20年「直立不動の葬送」 ほか)

第3部 占領の終結“主権国家として独立を回復”
(1951年・昭和26年「講和成立」;1951年・昭和26年「アジャパーが世を席捲」 ほか)

第4部 戦後の終わり“高度経済成長期”
(1955年・昭和30年「歌声喫茶」;1955年・昭和30年「戦後にピリオド・三種の神器」 ほか)

メディアほか関連情報

■『製菓製パン』(全日本洋菓子工業会)2024年9月号で紹介されました

(一部抜粋)戦争という惨たんたる背景の他、昭和時代の日本の文化の流行、発展していく様子が詳細に書かれており、幅広い年代の心を揺さぶるお薦めしたい一冊だ。

 

■『PCG』(全日本洋菓子工業会)2024年9月号で紹介されました

(一部抜粋)101編の戦後の物語には1話ごとに末尾に俳句が添えられており、その句は時に鋭く社会を風刺し、時に深く心に沁みる。

著者紹介
  • 吉田菊次郎

    俳号・南舟子(なんしゅうし)1944(昭和19)年東京生まれ。明治大学商学部卒業、都内の菓子店に勤務後渡欧し、フランス、スイスで製菓修業。その間第一回菓子世界大会銅賞(1971年於パリ)他数々の国際賞を受賞。帰国後「ブールミッシュ」を開業(本店・銀座)現在同社会長の他製菓フード業界の様々な要職を兼ねる。文筆、テレビ、ラジオ、講演等でも活躍。2004年、フランス共和国より農事功労章シュヴァリエ叙勲及び厚生労働省より「現代の名工・卓越した技能者」受章。2005年、厚生労働省より「若者の人間力を高めるための国民会議」委員拝命。同年、天皇皇后両陛下より秋の園遊会のお招きにあずかる。2007年、日本食生活文化賞金賞受賞。2011年、厚生労働省より「職場のいじめ、嫌がらせ問題に関する円卓会議」委員拝命。2011年、大手前大学客員教授に就任。2014年フランス料理アカデミー・フランス本部会員に推挙される。同年、フルーツ王国・やまなし大使に任命される。その後も内外の受賞多数。2022年秋、黄綬褒章受章。主な著書に『あめ細工』『チョコレート菓子』『パティスリー』『洋菓子の工芸技法』(柴田書店))、『洋菓子事典』(主婦の友社)、『デパートB1物語』(平凡社)、『お菓子漫遊記』『お菓子な歳時記』『父の後ろ姿』(時事通信社)、『西洋菓子彷徨始末』『東北スイーツ紀行』『左見右見』『水脈』(朝文社)、『スイーツクルーズ世界一周おやつ旅』(クルーズトラベルカンパニー)、『今までにないスイーツの発想と組み立て』(誠文堂新光社)、『洋菓子百科事典』(白水社)、『流離』『スイーツ歳時記&お菓子の記念日』、『古今東西スイーツ物語』(松柏社)、『万国お菓子物語・世界を巡る一〇一話』(講談社)、『夢のスイーツ湘南プラス』(江ノ電沿線新聞社)他多数。

関連書籍
  • 流離(さすらい)

  • スイーツ歳時記&お菓子の記念日

  • 古今東西スイーツ物語

  • スイート・コックコート

  • 彷徨(はうかう)第五句集