古今東西スイーツ物語
(著者)吉田菊次郎
判型 | 四六判 |
ページ | 384 |
価格 | 2,500円(税別) |
ISBN | 978-4-7754-0286-3 |
Cコード | |
略号 | |
発売日 | 2022年5月20日 |
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- 解説
世界史としては、古代社会のパンやお菓子誕生から現代に至る通史。
中世の宗教菓子から大航海時代のカカオの発見、近世~近代の王様の美食が生んだ銘菓etc。日本史としては、神代のお菓子の神様、大陸からの唐菓子より和菓子への発展、西欧からの南蛮菓子伝来、明けて明治の西洋菓子から今日の洋菓子までの道のりを、内外の資料を駆使して明快に紐解く。
- 目次
甘き【世界史】
先史時代:糖菓事始め
エジプト時代:パンの登場
ギリシャ時代:チーズ等の乳製品ローマ時代:氷菓の始まり&キリスト教とお菓子の関わり
中世:宗教菓子
近世:大航海時代のお菓子の発展
近代:フランスへの美食の集中
現代:冷却技術とヌーベルパティスリー
甘き【日本史】
神代:菓祖神誕生
大和・奈良・平安時代:大陸からの仏教の僧侶と砂糖&唐菓子
鎌倉時代:茶の樹移植と茶道&和菓子
室町時代:キリスト教宣教師と南蛮菓子
江戸時代:鎖国と南蛮菓子の独自の発展
幕末~明治:西洋菓子の流入
大正~昭和前期:大企業の勃興
昭和戦後:荒廃からの甘味復興&冷蔵設備と洋生菓子
現代:最新技術と健康志向- メディアほか関連情報
■日刊ゲンダイDIGITAL 2022/07/05 に本書の紹介が掲載されました
古代エジプトのマジパンから現代のチョコレート菓子まで、著名なパティシエがスイーツの歴史を紹介する。
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/book/307731
■『PCG Pâtisserie Confiserie Glacerie』(全日本洋菓子工業会)2022年8月号で紹介されました
世界と日本のスイーツの流れを対比しながら、スイーツの知識・雑学・豆知識がおのずと身に付く情報満載の一冊。
- 著者紹介
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