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使用されざる過去/アメリカ文学理論/研究の現在

(著者)ラッセル・J・ライジング   (訳)本間武俊   (訳)村上清敏   (訳)野田研一  

使用されざる過去/アメリカ文学理論/研究の現在
判型 A5判上製
ページ 385ページ
価格 4,200円(税別)
ISBN 978-4-88198-819-0
Cコード
略号
発売日 1993年11月1日

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解説

アメリカ文学批評の全面的な見直しの書。これまでの主要なアメリカ文学研究書を爼上に載せて、正典問題と絡めつつ、その歴史とコンテクストを批判的に再検討する。代表的な理論家たちを、ピューリタン起源派、文化論派、自己反映派に分類し、アメリカ文学研究理論の展望を探る。

目次

謝辞
日本語版序文
序論

第一章 未使用の過去──アメリカ文学の理論家と排除の問題
第二章 文学史と文学理論におけるピューリタン起源論の問題
第三章 「存在しない無と、存在する無」──アメリカ文学の文化論的諸理論
第四章 意味するのではなく、ただ存在するものとしてのアメリカ文学──アメリカ文学の自己反映理論
第五章 何を為すべきか
第六章 結論──フレデリック・ダグラスの意義


訳者あとがき
引用文献
索引

メディアほか関連情報
著者紹介
  • ラッセル・J・ライジング
  • 本間武俊
  • 村上清敏

    元金沢大学教授。専門は英米文学、エコクリティシズム。著書に『「場所」の詩学──環境文学とは何か』(共編、藤原書店)、訳書にロバート フィンチ『ケ-プコッドの潮風──あるナチュラリストのケ-プコッド』、『大切な場所──ケープコッドの四季』(共に、松柏社)、トーマス・J・ライアン『この比類なき土地──アメリカン・ネイチャーライティング』(共訳、英宝社)など。

  • 野田研一

    1950年生まれ。立教大学名誉教授。札幌学院大学、金沢大学を経て、1997年より立教大学(観光学部、異文化コミュニケーション研究科、文学研究科)教授。著書に『交感と表象──ネイチャーライティングとは何か』(松柏社)、『自然を感じるこころ──ネイチャーライティング入門』(ちくまプリマー新書)、『〈風景〉のアメリカ文化学』[シリーズ・アメリカ文化を読む](編著、ミネルヴァ書房)、『〈日本幻想〉 表象と反表象の比較文化論』(編著、ミネルヴァ書房)、『石牟礼道子と〈古典〉の水脈──他者の声が響く』(共編著、文学通信)、『失われるのは、ぼくらのほうだ──自然・沈黙・他者』(水声社)、『耳のために書く』(水声社)など。

関連書籍
  • 交感と表象/ネイチャーライティングとは何か

  • アメリカ/文学史・文化史の展望

  • アメリカの嘆き/米文学史の中のピューリタニズム

  • メタファーはなぜ殺される/現在批評講義

  • 【品切れ中】アメリカ文学必須用語辞典