【品切れ中】恐怖の文学/その社会的・心理的考察 1765年から1872年までの英米ゴシック文学の歴史
(著者)デイヴィッド・パンター (訳者)石月正伸 (訳)古宮照雄 (訳)鈴木孝 (訳)高島真理子 (訳)谷岡 朗 (訳)安田比呂志
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ページ | 439ページ |
価格 | 4,000円(税別) |
ISBN | 978-4-7754-0222-1 |
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発売日 | 2016年6月2日 |
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- 解説
現代ゴシック文学研究の第一人者のパンターによって展開される鋭く深い「恐怖」と「語り」の分析。1996 年出版の The Literature of Terror: A History of Gothic Fictions from 1765 to the Present Day, Vol. 1: The Gothic Tradition の全訳。ゴシックに関心を持つすべての人が繰り返し読むべき瞠目の研究書。
- 目次
日本語版への序文
初版序文
第二版序文
第一章 序論 ゴシックの諸相
第二章 ゴシック小説の起源
感傷主義、墓畔派詩歌、崇高、スモレット、ホレス・ウォルポール、クララ・リーヴ、ソフィア・リー
第三章 古典ゴシック小説
アン・ラドクリフとマシュー・ルイス
第四章 ゴシックとロマン主義
ブレイク、コールリッジ、シェリー、バイロン、キーツ、ジョン・ポリドリ、メアリー・シェリー
第五章 迫害と弁証法
ウィリアム・ゴドウィン、C・Rマチューリン、ジェイムズ・ホッグ
第六章 ゴシックと歴史と中産階級
スコット、ブルワー=リットン、G・P・R・ジェイムズ、ウィリアム・ハリソン・エインズワース、G・W・M・レノルズ
第七章 初期のアメリカ・ゴシック小説
チャールズ・ブロックデン・ブラウン、ナサニエル・ホーソーン、エドガー・アラン・ポー
第八章 ゴシックと煽情小説
ディケンズ、ウィルキー・コリンズ、シェリダン・レ・ファニュ批評に関する付録
訳者あとがき
原注・引用文献と訳注
BIBLIOGRAPHY
索引- メディアほか関連情報
- 著者紹介
- 関連書籍