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仏典詩抄 日本語で読むお経

(著者)八木幹夫  

仏典詩抄 日本語で読むお経
判型 A5変型判上製
ページ 112ページ
価格 1,200円(税別)
ISBN 978-4-7754-0104-0
Cコード
略号
発売日 2005年12月15日

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解説

般若心経をはじめ、日本人になじみ深い代表的なお経を14篇厳選し、現代詩人がお経の本来もつ詩趣をそのままに美しい日本語で再現。上段に詩情豊かなお経の日本語訳、下段には漢字経文に2色刷りのルビを振り音読ができる。お経をより深く理解、体感できる一冊。

目次

般若心経を読経する前に
観音経を念ずれば
三帰礼文
懺悔文
開経偈
般若心経
無量寿経(讃仏偈)
観無量寿経(真身観文)
阿弥陀経
観音経
法華経方便品
法華経 如来寿量品(自我偈)
四弘請願文
三帰依文
普回向
略三宝
経典の簡単な解説
訳者あとがき

メディアほか関連情報

■ 「在家佛教」2006年4月号に掲載されました

~般若心経、阿弥陀経、観音経などなじみ深い14の経文とその現代語訳を並記。詩人の訳文は簡潔かつリズミカルで、仏教語の意味もさりげなく溶け込んでおり、普段つい字面だけ追っている不覚を思い知らされる。落ち着いた二色刷の愛蔵版。~同書評より

■ 「週刊現代」2006年2月18日号に掲載されました

~声明を「お経の時空を越えたシンホニー、それは驚くほど美しく荘厳なもの」と讃える著者は、現代詩の詩人。言葉のリズムの専門家が、般若心経や観音経など、代表的なお経を平明な現代語に訳した一冊。上段に現代語訳、下段にふりがな付きという対訳形式。意味をわかった上で、詩としてのお経を感得できる。~同書評より

■ 「中外日報」2006年1月24日号に掲載されました

~お経は羅列された漢字を音読みしていくため、初学者の前には高い壁が立ちふさがっているような思いにとらわれる。しかし本書は、そんな人にもお経を分かりやすく感動詞ながら読めるよう、詩人の八木幹夫氏により現代語訳されている。上段にお経の現代語訳、下段に漢字の経典がルビ付きで記され、何度も声に出して読誦できる。収録されているお経は『三帰礼文』『懺悔文』『開経偈』『般若心経』など、葬儀や法事で日本人になじみ深い十四種。(中略)訳者のお経への思いは「お経とは死者のためではなく、今まさにこの世に生きてさまざまな悩みをかかえている人々のためにこそある」という言葉からも伝わってくる。~同書評より

著者紹介
  • 八木幹夫

    1947年生まれ。神奈川県相模原市出身の詩人。『歴程』同人。詩集に『八木幹夫詩集』〈現代詩文庫〉(思潮社)、『夏空、そこへ着くまで』(思潮社)、『川・海・魚等に関する個人的な省察 八木幹夫詩集』(砂子屋書房)など、評論に『渡し場にしゃがむ女 詩人西脇順三郎の魅力』(ミッドナイト・プレス)。

関連書籍
  • 良寛/遺墨鑑賞を通して

  • 一遍上人と遊行の旅