沈黙の神々2
(著者)佐藤洋二郎
判型 | 四六版上製 |
ページ | 228ページ |
価格 | 1,600円(税別) |
ISBN | 978-4-7754-0153-8 |
Cコード | |
略号 | |
発売日 | 2008年8月20日 |
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- 解説
「三田文学」連載の単行本化、第二弾。好評の『沈黙の神々』から、作家は次なる神社を求めて歩き続けた。そこに言葉を持たない人々の歴史があり、隠されている「日本」の真の姿が見出すことができるからだ。
- 目次
入間高麗郷 埼玉・高麗
安産神•下照姫 鳥取・伯耆
不詳一座•伊勢松下社 三重・伊勢
夫姫伝説•対馬和多都美 長崎・対馬
女神が降臨した土地•久高島 沖縄・琉球
哀しみの長門忌宮 山口・長門
熊野を背負う•吉野水分 和歌山・吉野
下町の太宰府•亀戸天神 東京・亀戸
変幻する女•比売大神 大分・国東
笑い合う神々•佐太神社 島根・鹿島
神になった文人•太宰府天満宮 福岡・太宰府
いつか噴き上げる•阿蘇十二神 熊本・阿蘇
高野山を守る•丹生都比売 和歌山・高野山
あとがき
参考文献- メディアほか関連情報
■「産經新聞」2008年10月26日に掲載されました
高麗神社(埼玉県)、伊勢松下社(三重県)、吉野分水神社(和歌山県)、佐太神社(島根県)、久高島の御獄(沖縄県)など。著者が足を向ける神社は、大社ではない。歴史をかかえてひっそりとたたずむ神社。そこに、明治国家が定めた神社神道以前にさかのぼっての「日本」の姿を見いだそうとする姿勢がよく表れている。 (神崎宣武 民俗学者)
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