判型 | A5判 |
ページ | 372ページ |
価格 | 3,800円(税別) |
ISBN | 978-4-7754-0124-8 |
Cコード | |
略号 | |
発売日 | 2006年11月1日 |
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- 解説
ミニマリスト・プログラムに基づく日本語研究の総括。文献を読む際に必要となる基礎概念についての概説、構文ごとに主要な提案を紹介し、著者独自の分析を提示。GB理論に基づく『日本語の統語構造』の続編。データの記述にも細心の注意を払った待望の書。
- 目次
第 I 部 基礎概念
第1章 ミニマリストプログラムの基礎
第 II 部 構文研究
第2章 束縛関係
第3章 かき混ぜ操作
第4章 使役文
第5章 受動文
第6章 主要部内在型関係節
第7章 主格目的語構文
第8章 二重目的語構文
第9章 主語――目的語繰り上げ構文
第10章 分裂文
第11章 二重対格制約と格
第12章 主格/属格格交替構文- メディアほか関連情報
■ 「英語年鑑」2008年版に掲載されました
三原氏は1994年に、統率・束縛理論に基づく日本語研究をまとめた『日本語の統語構造ー生成文法理論とその応用』を上梓しているが、その後のミニマリストプログラムの理論的進化と新しい言語事実の発掘に鑑みて、書き下ろしの新版が出版されたのである。今回は第II部:構文研究として、束縛関係、かき混ぜ操作、使役構文、受動文、主要部内在型関係節、主格目的語構文、二重目的語構文、主語-目的語繰り上げ構文、分裂文、二重対格制約と格、主格/属格格交替構文が取り上げられている。(馬場彰=東京外国語大学教授)
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