判型 | A5判 |
ページ | 484ページ |
価格 | 本体3,800円+税 |
ISBN | 978-4-7754-0297-9 |
Cコード | 0087 |
略号 | |
発売日 | 2024年3月28日 |
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- 解説
世界8言語に翻訳されている教養の書 Babel No More: The Search for the World's Most Extraordinary Language Learners、待望の日本語訳の登場!!
18世紀後半から現代に至るまで、歴史の流れに翻弄され続ける「言葉を学ぶ」という営みを、超多言語習得者という存在の解明を通して捉えようとする1冊。
社会学、文化人類学、脳神経科学、言語学、言語教育学の複数の観点から外国語を学ぶことの本質と、人間の能力の限界点に迫る。
専門書でありながら、謎解きサスペンスのような形態をとり、イタリア、アメリカ、中国、ドイツ、ベルギーと、世界を股にかけての知的探求の旅に読者を連れ出してくれる。
旅のガイドとなる、著名な研究者・多言語習得者たちへのインタビューはまさに秀逸。メゾファンティの超多言語習得の奥義は何だったのか、最後まで目が離せない。
- 目次
第1部 発問──枢機卿の迷路に迷い込む
第2部 接近──超多言語習得者たちを追いかける
第3部 発見──脳はささやく
第4部 発展──多言語使用社会に暮らす
第5部 帰結──フランダースの超多言語習得者に出会う
付録
訳者による追補
原著注釈 出典一覧
謝意
訳者あとがき
索引
著者紹介・訳者紹介
- メディアほか関連情報
■TOWER RECORDSのフリーマガジン『intoxicate』#169(2024年4月)のBOOKのコーナーにて『バベルをこえて:多言語習得の達人をめぐる旅』を佐古麻美様にご紹介頂きました。
(一部抜粋)専門書でありながら科学探偵小説や旅行記のようで、世界の言語愛好者たちを夢中にさせるのも頷けます。
■『英語教育』(大修館書店)2024年7月号にて『バベルをこえて:多言語習得の達人をめぐる旅』を鈴木祐一様(神奈川大学准教授/現・早稲田大学准教授)に書評頂きました。
(一部抜粋)世界各国で行った専門家や超多言語話者への調査はドキュメンタリーそのもので、最終章ではメゾファンティの言語習得の秘訣が明かされる。(中略)本書は、原著にない学術用語の注釈、索引、図表も追加され、丁寧に作り込まれている。全484ページに渡る渾身の翻訳作品をぜひご堪能あれ!
■『図書新聞』2024年8月31日号にて『バベルをこえて:多言語習得の達人をめぐる旅』を西島順子(よりこ)様(大分大学教育マネジメント機構講師)に書評頂きました。
母語話者になり切れない「言語的よそ者」であり続けながらも、さまざまな共同体の間を軽やかに飛び越え、あちらこちらへ流れてゆく、言語的に豊かな達人たちの世界
■ The Dallas Morning News(2012年1月13日)に掲載された原書のレビューです
■ CBS NEWS(2012年1月16日)の Entertainment欄に掲載された原著者マイケル・エラードさんへのインタビューです
“Jeff Glor talks to Michael Erard about Babel No More: The Search for the World’s Most Extraordinary Language Learners.”
■ The Linguist(2012年1月18日)に掲載された原書のレビューです
“The Art of Mastering Many Tongues” by Peter Constantine.
■ The New York Times(2012年1月20日)に掲載された原書のレビューです
“The Art of Mastering Many Tongues” by Peter Constantine.
■ MACLEAN’S(2012年2月7日)に掲載された原書のレビューです
Review by Brian Bethune.
■ Science News(2012年3月9日)に掲載された原書のレビューです
Review by Nathan Seppa.
- 著者紹介
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