花咲く大和言葉の森へ/日本語の新起源論から新釈万葉集へ
(著者)近藤健二
判型 | A5判 |
ページ | 224 |
価格 | 2,000円(税別) |
ISBN | 978-4-7754-0266-5 |
Cコード | |
略号 | |
発売日 | 2020年10月15日 |
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- 解説
本書は、近藤健二著『弥生言語革命』(https://www.shohakusha.com/book_detail/731)をベースにしながら日本語の起源を説くとともに、古代中国語をテコにして、語義不詳とされる枕詞の謎解きを試み、万葉集の難訓の解読に挑戦し、さらには新しい日本語の礎を築いた渡来系弥生人の出自の問題を論じる。従来の研究に新風を吹き込む画期的な書として、日本語の起源や日本人の出自、また万葉集の新解釈に興味ある方すべてにお薦めしたい好著。
- 目次
第1章 世界の言語はつながっている
第2章 日本語は古代中国語に似ている
第3章 日本語の礎は渡来人が築いた
第4章 枕詞の謎々を解く
第5章 万葉集の難訓を訓む
第6章 渡来系弥生人のふるさと- メディアほか関連情報
■『毎日新聞』2021年1月9日東京朝刊〈今週の本棚〉に取り上げられました
しかし彼の説に賛成する者は今の国語界には少ないらしい。たぶん南インドと日本が地理的に遠すぎるのだ。その間に仲介項として古代中国語を入れるというのが本書の面目。──評:池澤夏樹(作家)
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