アメリカ報道史/ジャーナリストの視点から観た米国史
(著者)マイケル・エメリー (著者)ナンシー・L・ロバーツ (著者)エドウィン・エメリー (訳)大井眞二 長谷川倫子 (訳)水野剛也 (訳)武市英雄 別府三奈子
判型 | |
ページ | 1066 |
価格 | 15,000円(税別) |
ISBN | 978-4-7754-0238-2 |
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発売日 | 2016年9月20日 |
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- 解説
植民地時代→21世紀初頭までのアメリカ報道史を網羅した体系的メディア論の決定版!
◎本書は、初のアメリカのジャーナリズム全史であり、最初の新聞 (Publick Occurrences, 1690)に始まり21世紀に至るまでの全ての新聞、雑誌、書籍、放送、広告などを取り上げ、その時々の社会背景と共に描いている。
◎「報道」と「米国史」を対等に扱い、歴史上のさまざまな分野の大きな出来事の全てがジャーナリズム的な視点で描かれている。ジャーナリズム研究者のみならず政治学・アメリカ学・経済学研究者、また文学・文化研究者にもお薦めしたい。
◎言論の自由、名誉毀損、プライバシー等々「マス・メディアの倫理・法制」についても詳しく扱われている。
◎従来の紙媒体と、進化しつつある電子媒体の今後について、「補遺」でさまざまな実例を紹介する。
- 目次
はしがき
著者略歴
書誌紹介第1章 アメリカン・プレスの遺産
第2章 植民地時代
第3章 プレスとアメリカ独立革命
第4章 新国家の建設
第5章 西部への拡大
第6章 大衆のための新聞
第7章 抑しがたい対立(南北戦争)
第8章 国民生活における変革
第9章 ニュー・ジャーナリズム
第10章 庶民の擁護者
第11章 ニュース企業のとりで
第12章 第1次世界大戦とアメリカ
第13章 ラジオ、映画、ジャズ・ジャーナリズムの1920年代
第14章 大恐慌とニュー・ディール
第15章 第2次世界大戦の勃発
第16章 テレビ時代の到来
第17章 挑戦そして異議あり
第18章 信頼のゆらぎ
第19章 メディアを改善する努力
第20章 メディア・テクノロジー:21世紀の挑戦注
訳者あとがき
補遺
索引- メディアほか関連情報
■ 「週刊読書人」2016年12月23日に掲載されました
全米でも第一級の原著は、「歴史の目撃者」であるジャーナリストの視点から入植から二十世紀までの米国史を見事に描いている。訳者による「書誌」「補遺」なども貴重だ。(鈴木雄雅 上智大学教授・新聞学)
■ 『出版ニュース』2016年10月16日に掲載されました
植民地時代から1990年代までを対象につづった『アメリカ報道史』(マイケル・エメリーほか著、大井眞二ほか訳)が松柏社から刊行された。副題は「ジャーナリストの視点から観(み)た米国史」。新聞、雑誌、書籍、放送、広告などについて社会背景と共に描く。原著は2000年刊行で、同年から14年までの「補遺」も掲載。
- 著者紹介
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