ウィトゲンシュタイン、心、意味/心の社会的概念に向けて
(著者)メレディス・ウィリアムズ (訳)宍戸通庸
判型 | A5判上製 |
ページ | 490ページ |
価格 | 4,000円(税別) |
ISBN | 978-4-88198-950-0 |
Cコード | |
略号 | |
発売日 | 2001年1月1日 |
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- 解説
Wittgenstein, Mind and Meaning: Towards a Social Conception of Mind の全訳
ウィトゲンシュタインの後期思想が一貫したテーマで論じられた研究論文集。「言語ゲーム」の本質を「規則の規範性」「技術」という観点から捉え、これまでの論者との批判的対話を通して心を社会的に根拠づける方法はユニークで説得的。
- 目次
緒言
謝辞
ウィトゲンシュタインの著作の省略一覧
序文
第1部 反哲学的伝統
第1章 ウィトゲンシュタイン 表象、特権的対象、私的言語
第2章 私的状態と公共的実践 ウィトゲンシュタインとシュッツの志向性について
第3章 ウィトゲンシュタイン、カント、“経験の形而上学”
第4章 言語学習と心の表象説
第5章 社会的規範と狭い内容
第2部 新方向を目指して
第6章 規則、共同体、個人
第7章 後記ウィトゲンシュタインにおける学ぶことの哲学的意味
第8章 自明なるものの根拠づけ ウィトゲンシュタインと不確定性の解消
第9章 ウィトゲンシュタインの科学的心理学の否定
第10章 ヴィゴツキーの心の社会的理論
注
参考文献
ウィトゲンシュタインの著作からの引用
索引
- メディアほか関連情報
- 著者紹介
- 関連書籍