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英語のメンタルレキシコン/語彙の獲得・処理・学習

(編著)門田修平  

解説

人の記憶システム、情報処理の認知科学、脳神経科学、英語教授理論の最新の成果をもとに、心のなかの辞書(メンタルレキシコン)を詳しく概説。英語教育、言語コミュニケーションの研究を志す大学院生、小・中・高の現役英語教師、必読の一冊。

目次

第1章 メンタルレキシコンとは何か
第2章 第一言語における語彙獲得とことばの処理プロセス
第3章 語彙知識とその測定
第4章 メンタルレキシコンの語彙情報へのアクセスモデル
第5章 語の音韻表象へのアクセス
第6章 語の意味表象へのアクセス
第7章 英語の語彙知識と言語運用
第8章 言語理解とメンタルレキシコン
第9章 単語の処理と記憶:英単語リストの自由再生課題による検証
第10章 メンタルレキシコンの脳内機構
第11章 語彙ネットワークと第一・第二言語のメンタルレキシコン
第12章 コロケーション、チャンク、語彙フレーズと外国語教育への応用
第13章 外国語の語彙学習と指導法
第14章 第二言語習得理論の構築に向けて
引用文献
 

メディアほか関連情報

■ 英語年鑑2005年版に掲載されました

~門田修平編著『英語のメンタルレキシコン』(松柏社)は、副題にあるように、「語彙の獲得・処理・学習」に関する研究の概説書である。メンタルレキシコンとは何か、語彙知識とその測定、語の音韻表象へのアクセスなど全14革から構成されている。章未には関連文献の紹介と卒論・修論の研究テーマが提示されていて、本書が対象とする読者に大変便利な専門書となっている。(~同書 米山朝二 氏「英語教育の研究」より)

著者紹介
  • 門田修平

    1955年生まれ。関西学院大学 法学部 教授、関西学院大学大学院言語コミュニケーション文化研究科教授。博士(応用言語学)。専門分野は心理言語学、応用言語学、第二言語習得など。著書に『英語はリーディングだ!──英語の総合力を伸ばす読み方』(共著、南雲堂)、『音読で外国語が話せるようになる科学──科学的に正しい音読トレーニングの理論と実践』Kindle版(サイエンス・アイ新書)、『英語リスニング指導ハンドブック』(共編著、大修館書店)など。

関連書籍
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