言語獲得から言語習得へ/思春期をめぐる脳の言語機能
(著者)ジュディス・R・ストローザー (訳)木下耕児
判型 | A5判 |
ページ | 389ページ |
価格 | 3,800円(税別) |
ISBN | 978-4-88198-996-8 |
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発売日 | 2001年10月1日 |
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- 解説
言語機能は、学習や訓練に依存しない「幼児の驚異的な言語獲得能力」と「母語話者の文法的直感力」を可能にする。だが、思春期以後は外国語が習得の対象となり、獲得と同じ成果を得られない。この事実を分野横断的に一般読者にもわかりやすく検証した一冊。
- 目次
日本語版への著者序文
訳者はしがき
序
第1章 序論:チンパンジー、ヒトの子供と大人について
第2章 本能と養育:刺激の貧困
第3章 ヒトの本能と文化:概念の分類
第4章 文化と言語:文明とその進歩
第5章 言語の説明:子供の心の成長
第6章 言語の知識:普遍的なものと個別的なもの
第7章 言語的成熟とそれ以後:臨界期仮設に対する新たな視点
第8章 言語研究と語学指導:新たな期待
第9章 概観:言語研究の新たな可能性
参考文献
索引- メディアほか関連情報
- 著者紹介