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社会と犯罪/英国の場合―中世から現代まで

(著者)J・ブリッグス   (著者)C・ハリソン   (著者)A・マッキネス   (著者)D・ヴィンセント   (訳・注)吉村伸夫  

社会と犯罪/英国の場合―中世から現代まで
判型 A5判上製
ページ 410ページ
価格 3,500円(税別)
ISBN 978-4-7754-0017-3
Cコード
略号
発売日 2003年10月1日

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解説

イングランドの世俗権力や教会や地域共同体が制裁の権利と責任をどのように分かち合い、その実施のためにどのような機構を用意してきたか、またそれらが時代とともにどう変遷したかを、中世から近代警察の成立まで辿ってゆく。犯罪への対処という観点から社会を見直す。

目次

はじめに
第1章 イングランド犯罪処罰制度の起源を中世にたどる

第1部 初期近代イングランド
第2章 初期近代イングランドの犯罪と諸裁判所
第3章 教会裁判所と荘園裁判所
第4章 法執行の手段
第5章 法律に従わせる
第6章 刑罰
第7章 社会=政治的な犯罪

第Ⅱ部 産業革命後のイングランドにおける犯罪と警察と刑罰 1800年~1875年
第8章 社会の秩序づけ
第9章 19世紀における犯罪の質的変化
第10章 社会を警察で管理する
第11章 刑罰のパターン

第Ⅲ部 近代の犯罪の誕生 1875-1960
第12章 犯罪のパターン
第13章 素行不良
第14章 司法職の専門職化
第15章 刑罰体系の整備
第16章 おわりに
書誌
各種索引

メディアほか関連情報
著者紹介
  • J・ブリッグス
  • C・ハリソン
  • A・マッキネス
  • D・ヴィンセント
  • 吉村伸夫

    (1947-2014)元鳥取大学地域学部教授。専門は17世紀イングランドの文学・社会・文化。著作に『文化現象としての近代──吉村伸夫遺稿集』(金星堂)、訳書にジョン ロック著/マーク・ゴルディ編『ロック政治論集』(法政大学出版局)、『マーヴェル書簡集──王政復古時代イングランドへの窓として』(訳・著、松柏社)、『「リハーサル」散文版』(訳・注+解説、松柏社)、『マーヴェル詩集──英語詩全訳』(山口書店)など。