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心ここに/エッセイ集

(著者)大橋健三郎  

心ここに/エッセイ集
判型 A5判上製
ページ 349ページ
価格 2,800円(税別)
ISBN 978-4-88198-900-5
Cコード
略号
発売日 1998年11月1日

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解説

ハイテクの世界の中で、著者の人、文化の伝統への思いを文学が代弁してくれる。現代世界の錯雑した風景、若干の文芸断想、様々な個人的体験、その間に出会ったすぐれた師、先達、交友、そして自然…等々、読者を貴重な確認の場に誘う好エッセイ集。

目次

まえがき
I 現代心象風景
II 文芸断想
III 追憶と内省
IV 他生の縁― 出会いの記
V 自然幻想
VI 心ここに
あとがき
初出一覧

メディアほか関連情報
著者紹介
  • 大橋健三郎

    (1919-2014)アメリカ文学者。1937年、京都市立第一商業学校(現京都市立西京高等学校・附属中学校)を卒業、東京外国語学校英語科入学、1941年、東北帝国大学英文科に入学、戦争のため2年で繰上げ卒業、海軍予備学生、予備士官として各地を転々とする。戦後、仙台工業専門学校(現仙台高等工業学校)教授、1948年、横浜市立経済専門学校教授、また横浜市立大学助教授、1950年、ガリオア留学生として渡米(チューレーン大学)、1955年、東京外国語大学に勤務、1962年、東京大学文学部英文科教授、1980年定年退官、名誉教授、鶴見大学教授。1991年、退職。著書に『危機の文學──アメリカ三〇年代の小説』、『荒野と文明──二十世紀アメリカ小説の世界』『詩的幻想から小説的創造へ フォークナー研究1』『「物語」の解体と構築 フォークナー研究2』『「語り」の復権 フォークナー研究3』など。翻訳にフォークナー、スタインベック、スティーヴン・クレイン、ヴァン・ダイン、ヘミングウェイ、ホーソーンの作品など多数。