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ハイデッガーの人間存在の哲学

(著者)佐々木一義  

ハイデッガーの人間存在の哲学
判型 四六判上製
ページ 392ページ
価格 3,000円(税別)
ISBN 978-4-88198-847-3
Cコード
略号
発売日 1996年9月1日

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解説

ハイデッガーの『存在と時間』を主軸として人間の本質を、そして人間の本当の姿としての人間存在の有限性を、浮き彫りにする。人間の本質たる「実存」を追い求め、ハイデッガーの思想のエッセンスを汲み出した名著、待望の増刷版。

目次


第一編 形而上学と人間存在の有限性
第二編 「関わる存在(Zu-sein)」としての実存
第三編 「自己に― 先んじて― 在る」こととしての実存
第四編 先駆的決意性としての実存 ― 人間存在の時間性と有限性の問題―
第五編 ハイデッガー後期の思想

メディアほか関連情報
著者紹介
  • 佐々木一義

    (1910-78)福岡県田川市生まれ。哲学者。九州大学名誉教授、元大東文化大学教授。東京帝国大学文学部倫理学科卒業後、文部省に入省。1961年「ハイデッガーの実存論的空間性論について」で九州大学文学博士。著書に『ハイデッガーの実存論哲学序説』『ハイデッガーの人間存在の哲学』(松柏社)、『人間存在の倫理学』(文化書房博文社)など。