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文学・人文学全般・社会

新刊単行本案内

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詩について/アンドルー・マーヴェルから

(著者)加藤光也

「いかにも、解釈を一つ誤れば身の破滅なのだ。彼らの会話に耳を澄ますなら、詩人がその裏に何を読みとっているのかもわかる」。マーヴェル、ポープ、ジェフリー・ヒル、ロチェスター、テッド・ヒューズ、シルヴィア・プラス、ヒーニー、イェイツ、萩原朔太郎、与謝野晶子……詩人との対話がここにある。

四六判

369

3780円(税込)

978-4-7754-0242-9

2017年6月10日

   
    まえがき
    1 不安の意匠──露の滴によせて
    2 テクストとテクスト──『髪の毛盗み』へのノート
    3 詩人と庭園──ポープの場合
    4 魂の交誦──ジェフリー・ヒルとバロックの手法
    5 不遜なミューズ──ロチェスターのために
    6 アルビヨンという名のトロッコ──『マーシア讃歌』を読む
    7 二つの原風景──プラスとヒューズの場合
    8 『氷島』へのマージナリア
    9 ヒーニーの変化について
    10 歴史の中のイェイツ──「一九一六年の復活祭」と「内戦の時の省察」
    11 晶子、藤村、キューピッド──『みだれ髪』管見

■ 「図書新聞」2017年8月5日に掲載されました

加藤が脱領域的な研究活動を続けてきたことは、周知の事実であるが、ラテンアメリカ小説をいち早く日本に紹介した篠田の薫陶を受け、現代イギリスにおける魔術的リアリズムの名手として一世を風靡したアンジェラ・カーターの『夜ごとのサーカス』などをいち早く訳出していたところから、その学問的情熱の中心は、現代小説批評にあると評者は見ていたが、その浅薄な思い込みは、彼の学問人生の集大成として公刊された本書によって見事に裏切られた。文学研究者としての加藤の軸足は、詩のテクストを精読することにあり、最初から今に至るまで一瞬たりともぶれることはなかったのである。
(圓月勝博 同志社大学・近代英米詩)

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