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一遍上人と遊行の旅
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(著者)上田薫/佐藤洋二郎 
法然(浄土宗)・親鸞(浄土真宗)・一遍(時宗)と阿弥陀仏を信仰する浄土教、中でも一遍は生涯を通して遊行の人となり、煩悩の海を溺れるように生きている人々を救うために全国を渡り歩いた。絶えず念仏を称え、歩き、あるいは踊ることで生涯を終えた彼は、この忍土でなにを見たのだろう。その足跡を二人の大学教員が辿り、時宗の真髄に迫る!!

四六判 205
1728円(税込)
978-4-7754-0226-9 2016年5月25日 
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掲載情報
■ 「出版ニュース」2016年8月上旬号に掲載されました
一遍が権威にも動かされることなく行動したことや、下層民はこうした神より他に受け止めるものがなかったのではないか、と思いを巡らせる。

■ 時事通信社 2016年7月13日(水)に掲載されました
ところが、この「たかが念仏」に命を賭けてしまった人こそ一遍だ。(中略)現代なら、街中でビラを配って集団でダンスをするようなもの。その浄土への心願を共有するのは困難としても、天変地異や価値観の崩壊に見舞われた中世人の感性は、現代人に意外なほど似ていると思われてくる。 
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