![]() ![]()
![]() (2018.4.1現在) |
ホーム > 単行本 > 詳細情報
第1章 名門の次男−−少年時代 第2章 迷い−−大学 第3章 生と死をみつめて−−従軍 第2部 ステップアップ 第4章 キャリアの選択−−政界へ 第5章 新進気鋭の政治家−−下院議員 第6章 ステップアップ−−上院議員 第3部 ホワイトハウスへの道 第7章 戦い−−指名獲得へ 第8章 歴史的勝利−−大統領選挙 第4部 リーダーシップ 第9章 船出−−1961年1月 第10章 苦い試練−−1961年春 第11章 外交デビュー−−1961年春 第12章 最も危険な状況−−ベルリン危機 第13章 対立のはざまで−−ベトナム戦争 第14章 華麗なる大統領−−プライバシー 第15章 難問山積−−公民権運動、ベトナム戦争 第16章 会心のとき−−キューバ危機 第17章 新たなる挑戦−−公民権運動 第18章 新たなる挑戦−−核実験禁止条約 第19章 一千日の伝説−−暗殺 訳者あとがき 付録 人物紹介 ジョン・F・ケネディ略年譜 アメリカ大統領一覧 ■ 「サンデー毎日」2009年8月2日号に掲載されました (ケネディは)幼い頃から病気がちで、特に腰痛と胃腸障害は深刻だった。しばしば入院もした。こんな健康状態でありながら、大統領の激務をこなし、しかもよく伝えられるように多くの浮き名を流した。ビル・クリントン元大統領の不倫スキャンダルなど足元にも及ばないような、信じがたい話が山のように出てくる。(緑 慎也) ■ 「出版ニュース」2009年7月下旬号に掲載されました 本書で、著者が特に光を当てているのはケネディ自身の「不安定さ」である。政策が一貫せず、ブレがあるという評価があったが、実際にキューバ危機や核実験禁止、ベトナム戦争のなかで、周囲の声に流されかけながらも、自分の信念を守ろうとし、そのなかで必死に着地点を探ろうとしているケネディの姿が描かれている。■ 「週刊読書人」2009年7月17日に掲載されました ケネディについては暗殺の事実に圧倒されて、大統領としての評価が、なお充分に行われていない。ベルリン危機への見事な対応は、そのことを教えられる。(枝川公一 ノンフィクション作家) ■ 「日本経済新聞」2009年7月5日に掲載されました 筆致は一貫して冷静だが、JFKが現実に立脚しながら理想を追求した指導者だったという強い印象を受ける。ケネディ政権の時代に20年代後半だった筆者は自らも生きた証人としてJFKの魅力を伝えることに成功している。今年、「ブラック・ケネディ」と呼ばれるオバマ大統領を生んだ米国の民主主義のダイナミズムを、改めて確認させられる一冊である。(飯野克彦) |