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D. H. ロレンス書簡集 II 1910/7〜1911

(編訳)吉村宏一・杉山泰ほか

1910年7月〜1911年12月に書かれたD. H. ロレンスの書簡186編を収録。この時期のロレンスはロンドンで小学校の教員としての仕事をこなしながら、同時に詩や小説、劇などを執筆し、多くの友人、特に女性の友人に数多くの書簡を送っている。『白孔雀』『越境者』『息子と恋人』を生み出すきっかけとなった三人の女性との書簡から、当時のロレンスの苦悩が伺える。また、ロンドンの時事問題も書かれており、文化研究の面でも貴重な資料である。

四六判上製

530

4320円(税込)

2008年12月25日

   
     フレデリック・アトキンスン (Atkinson, Frederick) への書簡 一〜五
     エイドリアン・ベリントン (Berrington, Adrian) への書簡 一
     ブロウベント看護婦 (Broadbent Nurse) への書簡 一
     ルイーザ・バロウズ (Burrows, Louisa) への書簡 一〜九六
     ジェシー・チェインバーズ (Chambers, Jessie) への書簡 一〜七
     ガートルード・クーパー (Cooper, Gertrude) への書簡 一
     ヘレン・コーク (Corke, Helen) への書簡 一〜六
     グレイス・クローフォード (Crawford, Grace) への書簡 一〜八
     エドワード・ガーネット (Garnett_, Edward) への書簡 一〜一九
     メイ・ホルブルック (Holbrook, May) への書簡 一〜三
     サリー・ホプキン (Hopkin, Sallie) への書簡 一
     ウィリアム・ホプキン (Hopkin, William) への書簡 一〜ニ
     ヴァイオレット・ハント (Hunt, Violet) への書簡 一〜三
     エイダ・ロレンス (Lawrence, Ada) への書簡 一〜一一
     アーサー・マクラウド (McLeod, Arthur) への書簡 一〜八
     シドニー・ポーリング (Pawling, Sydney) への書簡 一〜三
     ロバート・リード牧師 (Reid, Rev. Robert) への書簡 一〜ニ
     マーティン・セッカー (Secker, Martin) への書簡 一
     レイチェル・アナンド・テイラー (Taylor, Rachel Annand) への書簡 一〜七
     モード・ヴィリアーズ=スチュアート (Villiers-Stuart, Maud) への書簡 一

    解題 「愛と性に苦悩するニ五歳のD・H・ロレンス」
    あとがき

    新聞・雑誌一覧
    地名一覧
    人名一覧
    索引

■ 「英語年鑑」2009年版に掲載されました

膨大なロレンスの書簡を年度ごとに一冊にまとめて翻訳しようという壮大な計画で、今年度に二冊目と三冊目が刊行された。第四巻(1913)(吉村宏一・岩井学ほか編訳,松柏社,2007. 9)と第五巻(1914)(吉村宏一・北崎契縁ほか編訳,2008. 4)である。 各巻とも、それぞれ受取人ごとにまとめて翻訳されているのが特徴だ。両巻とも、エドワード・ガーネットあての手紙がもっとも多く、ロレンスのこの時期の人物交流の動向がよくわかる仕掛けになっている。
(川口喬一=筑波大学名誉教授)

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